知っていて良かった
持っていて良かった
必要な方にお伝えできて良かった
そう強く感じた精油「ミルラ」
香りに癖があり、普段のアロマトリートメントのブレンドにあまり使うことがない「ミルラ」
ですが、先週の金曜日から月曜日にかけての4日間で3名の方に「ミルラ」をブレンドにお勧めさせてもらいました。
普段はどちらかというと私がこの香りが苦手と感じていたのですが、何故か心地良くスーと心に染みわたるように感じました。
ミルラ
学名:Commiphora myrrha/Commiphora molmol
香り:ベースノート
科目:カンラン科
精油:樹脂より抽出
身体への影響:粘膜の炎症や化膿を抑え、真菌類に殺菌力を持つ。傷の治りを促進する作用もあり、あかぎれや床ずれにも。
~没薬とも呼ばれるミルラは、歴史の古い精油。キリスト生誕の際にフランキンセンスとともに贈られたもの。精神を落ちつかせ瞑想的な気分にしてくれ、悩み続けたり、不安感から感情的に疲れた時にも良い。また、ミルラは死の精油とも言われ、孤独感と別離の悲しみを癒すと言われています~
大切な人との別れ、遺された人は深い悲しみの中いろんな想いが溢れてきます。
『生前、もっと出来ることがあったのではないか』
『どうしてこんなに早く神様は連れていってしまったのか』
仏教では49日を迎えるまで法要が多いのは、忙しく動くことによって、悲しみが紛れる為でもあると。
また、お線香を絶やさないようにして香りで故人を極楽へ導くと言われていますが、私は香りで極楽へ導くと共に、私はお線香の香りが残った人の心を癒し、心身の回復へのお手伝いをしてくれているように感じます。
『目の前から肉体は消えてしまうけど、大切な人は心の中で生き続けています。目を閉じればいつでも会うことができ、語り掛けることが出来ます。』数年前に若くして亡くなった方のお別れの場でご住職さんからの言葉が、深い悲しみを少し軽くしてくれました。
辛い気持ちななかなか消えないけど、何かあったら大切だった方に心の中で報告し、笑顔も増やしていってもらえたら嬉しいです。
まだ悲しみの中におられる方は皆さん『ミルラ』をいい香りと感じてもらうことが出来ました。
お線香に使われている白檀は精油ではサンダルウッドと呼ばれています。
『ミルラ、フランキンセンス、サンダルウッド』火を使うことが困難な場で、お線香のかわりに精油を漂わせるのも良いかと思います。
アロマディフューザーとして使ってもらうように折花を差し上げた方から、フランキンセンスとサンダルウッドを毎日写真の前に置いた折花に垂らしていて、香りに癒されていると知らせてもらいました。
香りが深い悲しみのなかにある心を、疲れた身体を元の状態に導く手助けをしてくれるように願っています。
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