%e6%96%b0%e7%94%9f%e5%85%90午前中、次男のクラスで行われた特別授業『命の学習』の参観に行ってきました。

理科の「人のたんじょう」の単元において、病院の助産師さんを講師に迎えて行ってくださった特別授業『命の学習』。

最初に、人の誕生(受精から母体内での成長、出産)についてビデオを鑑賞。その後、講師の助産師さんから出産までの専門的なお話。

子ども達は、普段の参観のとき以上に聞き入っていました。

そして、子宮の中から赤ちゃんが外に出てくる様子の再現を一人の男の子が代表で大きな袋に入って「オギャー」と飛び出し、へそのおを切ってもらう様子をみんなで楽しそうに見てから、羊水体験(羊水と同じ温度のお湯に触れる)、妊婦体験(5キロのリュックサックを前に抱えて動いてみる)、新生児さん抱っこ体験(2,500グラムの赤ちゃん人形を使って)を子どもたちにさせてくださいました。

こんな体験を子どもの頃からしておくと、小さな子に対しての接し方や妊婦さんに電車やバスなどの車内で出会った時の接し方が良い方向に向きそう。

男の子も父親になる時、奥さんの妊娠による身体の変化の辛さなどを理解することが出来るだろうな、と感じました。

授業の最後に、担任の先生から生徒一人一人に配られた手紙。

それは、事前に学校からの依頼で保護者が自分の子どもに宛てた手紙で、子どもが生まれた時の様子やエピソード、その時の親の気持ち、今子どもに伝えたいことなど。

その手紙が、これからの子どもたちの大きな支えになるようにとの先生方の想いがありました。

手渡された手紙を読み、すぐに泣きだす子も。実は長男が同じ学年の頃にも同じような授業があり、その時の手紙は宝物入れに大事にとってくれています。

次男が帰宅してから抱きついてきて『手紙ありがとう。涙が出た』と。

素晴らしい授業をしてくださった助産師さん、そして企画して下さった学校の先生方に感謝です。

子どもたちが自分自身のことはもちろんのこと、他の人のことも大事に出来る大人になってくれることを心から願っています。