IMG_20160806_122130 先日、声をかけていただき京都五条の保育園HOTEL KIDS(ホテルキッズ)さんの夏祭りにてお父さんとお母さんにアロマハンドトリートメントとヘッドマッサージをさせていただきました。

『すっごく楽しい!』と子どもたちがはしゃいでいる側で、久しぶりのヘッドマッサージとハンドトリートメントの施術。

ハンドトリートメント用には2種類のブレンドを作成。リラックス用(ゼラニウム、サンダルウッド、マンダリン)スッキリ用(ローズマリー、ベルガモットミント、グレープフルーツ)ベースオイルは少しさっぱりのグレープフルーツシードオイルとホホバオイルのブレンドで。

外が暑いからだと思うのですが、スッキリタイプのブレンドを希望される方が多かったです。

中にはご自分で精油を購入して植物油で希釈してトリートメントオイルを作り、疲れた時に足のケアをしているとお話をされていたお父さんがおられて驚きました。私は疲れがたまっていても自分のケアを忘れてしまうことが多いので見習いたいです。

1歳の小さお子様を連れてこられていたお母さんを施術していると、最初は不安そうにしていたお子様が施術が進むにつれてニコニコ元気に動き回るようなりました。「お母さんが笑顔でリラックスされている様子を感じ取って安心されたのかもしれないですね。」と話しながら、少しだけタッチングオキシトシンの説明も。

ベビーマッサージを赤ちゃんの頃はやっていたけど、動き回るようになってから出来なくなってしまったとお話をされていたので、スキンシップとして触れるだけでもお互いに『愛と信頼のホルモン』『母性を芽生えさせるホルモン』と形容されるオキシトシンが出やすくなることをお伝えしました。私自身が解剖学を勉強している際に、子どものうちにスキンシップをたくさん受けているとオキシトシンが分泌しやすくなり、他者にたいして思い遣りの持てる人間に成長する知ってから、常にスキンシップを取るようになったら大きくなった今でも触れさせてくれる(家の外では恥ずかしがって触らせてもらえません)ことを伝えたら、「これからスキンシップします!」と笑顔でお話をされていました。

施術をさせてもらったお母さんにここまで話はしていなかったかもしれませんが、意識して子どもに触れるようになってから子どもに次のような変化があり、オキシトシンの影響を実感しました。

・赤ちゃんの頃から身近にある犬のぬいぐるみのパペットに急に『ぽっちゃん』と名前を付る
・『ぽっちゃん可愛い』と自分が寝る時隣においてトントンしながらパペットを寝かしつけ
・『ぽっちゃん置いていったら可哀想』と車で出かける時に持ってくるようになる

今までその犬のパペットには全く興味を示さず、しかも8歳になった男の子の変化にオキシトシンの分泌を実感し驚きました。(友達と喧嘩は今でも時々していますが)

それ以降、PTAのアロマ講習会などでお母さんと接する機会があるたびに『タッチングとオキシトシン』の関係についてお話をできるだけさせてもらうようにしています。

今回は施術をさせてもらった方全員に『タッチングとオキシトシン』のお話が出来なかったのが心残りですが、自分のやりたかったことを思い出させてもらう良い機会となりました。

無題今回夏祭りに参加させていただいたHOTEL KIDSさんは、交通の便が良い立地にあるだけでなく、目の行き届いたきめ細かな保育をされていることが短時間滞在していただけでも感じ取ることが出来る保育施設でした。

参加していた子どもたちもみんな元気いっぱい、伸び伸びされていることから保育施設とご家庭で温かい接し方をされていることがうかがえました☺

後から知ったのですが、HOTEL KIDSでは日中の英語保育に力を入れているだけでなく、キッズアートやキッズミュージックなどこどもが喜ぶプログラムや仕掛けも。また来年も素敵なHOTE KIDSさんでお手伝いをさせてもらえたら嬉しいです。